朝ドラ『ひよっこ』の澄子や『この世界の片隅で』のすずさんなどを好演した若手女優・松本穂香さん。
『A-studio』では、松本穂香さんの素顔も垣間見えましたね。(期待を裏切らないほっこりキャラ!)
この記事では、そんな松本さんが女優を目指すことを応援してくれたご家族について、エピソードを交えてご紹介していきます。
すぐ読める目次
松本穂香の地元はどこ?
松本穂香さんの出身地は、大阪府堺市。
高校は、大阪府立東百舌鳥高等学校という公立を卒業しています。
女優・松本穂香のルーツは高校時代の演劇部だそうで、演劇を始めた理由についてはこんなことを語っています。
演劇部は変わった人ばかりがいて、ものすごく興味を持ったんです。アニメオタクだったり、サバゲーにハマってる男の子だったり、いろんな人がいて楽しそうだった。そういう中にいたら、自分も何をしていたって自由だし、楽じゃないですか
自分が好きなものに対して、恥ずかしいと思わずに好きといえる。そういう環境がいいなと思って演劇部に入ったんです。出典: 文春オンライン
周囲に女優を目指す子達や個性的で自分の好きなことに熱中する子達が多くいたことで、松本さん自身も自分のやりたいことをやろうという勇気が湧き、本気で女優を目指したそうです。
ちなみに当時演じた役で印象的だと語っているのは、「冷凍マグロの女の子・マグちゃん」という、名前そのままの”マグロ役”。笑
今日は卒業式!!
演劇部では3年生を送る会をしました!
3年生のみなさん、卒業おめでとうございました!お世話になりました! pic.twitter.com/St2C4lKs5c— ≮東百舌鳥高校演劇部≯ (@higamoengekibu) March 3, 2015
3枚目の右下に写っているのが松本穂香さん!
あんまり今と変わらないですね!
それにしても演劇のテーマが独特w
松本穂香の家族構成
松本穂香さんは、父・母・兄・祖母の4人家族。
茶色がかった目をしていることからよくハーフでは?という疑問を持たれるようですが、ご両親ともに日本人です。
お兄さんは8才上だそうで、まだ独身とのこと。A-studioでは、「あっくん」と呼んでいました!
この番組の収録前、戯れのような兄妹喧嘩をしたそうで、松本穂香さんが初主演する映画『おいしい家族』が公開された時、東京に遊びに来ていたお兄さんがまだ観ていないという話を聞いた穂香さん。
「もしあっくんが映画に出たら私は見に行くもんね。妹の初出演映画見に行かないってどういうこと?」と詰問。笑 それに対し、お兄さんは「一人で映画館に行くのが嫌」と答えたそう。いや、誰かと行けばええやんwと思ったけど、妹の映画を見に行くのに友達を誘うのも気恥ずかしいのかもしれませんね~。結局ほっこり。笑
ただ、お兄さんとお父さんは普段はLINEでドラマの感想などを送ってくれるようで、初主演した連ドラ『この世界の片隅に』は戦時中の話で難しい描写もありましたが、「頑張ってよかったね」と言葉をもらったそう。
80代のおばあちゃんともたまに電話をし合うそうですが、「やっぱり家族は応援してくれて、支えてくれて、何よりだなと。」と話しており、とっても暖かい家族なんだなということが分かりますね。
以下のインタビューにあるように、娘である穂香さんのやりたいことを尊重してくれるご両親だったので、穂香さんも思う存分やりたいことに打ち込めたのかもしれません。
母は、私が普通に大学に行くものだと考えていたと思います。でも、家族はみんな、女優を目指すことに反対せず、あなたがやることを応援するよっていうスタンス。両親は、私が子どものころから「好きなことをして頑張って」という気持ちでいてくれました。女優になろうとする私を、見守ってくれていました。
高校3年の時、もう何回か分からないほど映画やドラマなどのオーディションを受けました。新幹線で大阪から東京に一人で行って。落ちると、母は「また次があるよ」「落ちたって当たり前だ、くらいの気持ちで」と励ましてくれました。すごく落ち込んで泣いた時には「早く帰っておいで」って。
-『東京すくすく』インタビュー
なんか涙が出そうなお話…。
そんな不安定な仕事やめておけとか、スターになれるのは限られた人だけとか、否定するようなことを一切言わずにただただ見守っていてくれる松本家。
もちろん本人の努力もあるのでしょうが、周囲の人達の応援も松本さんの活躍を支えている大きな存在なのかなと思います!
松本穂香、現在は東京で母と二人暮らし

澄子~
芸能活動のために高校卒業後に上京した松本さんですが、娘を心配してかお母さんも一緒についてきてくれたようで、現在は2LDKのお部屋に二人で暮らしているそうです。
A-studioでは、ショートカットでちらっとだけ見える横顔だけが映りましたが、雰囲気で綺麗な方だなあと感じました。
鶴瓶さんも、「お母さんきれいな人やな~」と。
そんなお母さんへの感謝も、松本さんがインタビューで語っています。
今、東京で母と2人で暮らしています。母は思いやりがあって心配性。ドラマの撮影に入る時など心配してくれているのをすごく感じます。でも、それを私に伝えると不安にさせると思ってか、あまり言いません。野菜中心のおかずをつくって、体調を気遣ってくれます。
TBS系の連続ドラマ『この世界の片隅に』の主役を頂きました。原作が素晴らしいのでプレッシャーを感じ、自分が不安定になったりして母にたくさん迷惑を掛けました。母はやっぱり言葉や態度で支えてくれました。「応援しているよ」というシンプルな言葉がとてもうれしかった。母はいつも一番に私のことを考えてくれる存在。大切にしなくちゃって思います。
支え合っている家族が理想ですが、家族にはそれぞれの形があっていい。私も結婚して母になったら、私が「自分の好きなことを頑張れ」と言われたように、子どもにも好きなことをさせたい。でも、私の父や母がつくってきた家族の色とは違うものになるかも。私が結婚するお相手によっても違うと思いますしね。
ー『東京すくすく』インタビュー
絶対的な味方であるお母さんが側にいてくれることで、忙しい女優業の中でも拠り所になっているのかなーと思います。
ほんとに素敵なお母さん!
家族や友人が語る松本穂香の性格
学生時代は、自他共に認める根暗で人見知りな性格で、学生時代はクラスの端っこにいてグループ行動などは苦手なタイプだったそう。
しかしその一方で、意外と度胸がある?というエピソードも。
高校卒業前に現在の所属事務所であるフラーム(有村架純さんも所属)のオーディションに合格した松本穂香さん。
芸能活動については卒業してからきちんと話を進めて行こうということになっていたものの、そうすぐには仕事が決まらず、時間だけが過ぎていくことに不安を覚えたそう。
待ちかねて、ついには自分で『準備進めます!』と事務所の人に言って上京したということです。
行動力ありますよね!
それほどに女優として活躍することを本気で目指していたのでしょう。
母親からは「肝が据わっている」、お友達からは「巨大過ぎる勇気」と言われているそうです。笑
まとめ
松本穂香さんのご家族と、関連するエピソードについて紹介しました。
デビューからわすが2年で『ひよっこ』など話題作に出演し、今やこれだけ実力と知名度をあげた松本穂香さんの活躍の裏には、女優になりたいという夢を持ち始めた頃から変わらず応援し続けてくれる家族の存在があったのかもしれませんね。