氷川きよしさんのビジュアルや立ち居振る舞いが激変し、ジェンダーレス化が進んでいる!と話題になっています。
2019年末・2020年末のレコード大賞や紅白でも注目が集まっていますね。
デビュー20周年を迎えた氷川さんに、一体どんな変化があったのでしょうか?
すぐ読める目次
氷川きよし、これまでのジェンダーレス発言まとめ
ジェンダーレスだから必ずしも同性を好きになるということはなく、人それぞれ違います。 「性同一性障害」とは違い、ジェンダーレスはあくまでも自分自身の考え方が「男性でも女性でもない中間でありたい」と思っているだけなので、異性を好きになる人もいれば、同性を好きになる人も。 ジェンダーレスは同性も恋愛対象だからといって、ジェンダーレスの自分が異性になりたいと思っているわけではありません。 (出典:KOIMEMO「ジェンダーレスとは?恋愛対象は?」)
「男女の性差をなくしていこう」という考え方=「男らしさ」や「女らしさ」を決めつけないようにしようということ。
最近で言うとりゅうちぇるやケミオなどがいわゆる「ジェンダーレス男子」と呼ばれます。
氷川きよしさんの恋愛対象に関しては断言できませんが、ファッションに関してはまさに上記の説明があてはまりそうですよね。
早速氷川さんのジェンダーレス発言を見ていきましょう。
「本来の自分に戻りました!」
2019年11月18日、デビュー20周年を迎えた氷川きよしさんが、新曲「大丈夫/最上の船頭」をイベントで披露。
歌い終わった後の氷川さんの発言に注目が集まっています。
「ありがとうございます!新生・氷川きよしです。本来の自分に戻りました!」
司会の方とのこんなやりとりも。
氷川きよし「新生氷川きよしな感じで。きーです!」
司会者「・・・きーちゃん、素敵です。」
司会者の方も、突然のカミングアウト?に少し戸惑っている様子が。
「きーちゃん」とちゃん付けしていることからも、何かを察していることが分かります。
また、デビュー20周年をきっかけにはじめたインスタグラムではどんなものをアップしていきたいか?と聞かれた氷川きよしさんはこう回答。
「私服とか、かわいいモノとか、自分で作った料理とかもいいかなって。」
「オシャレとかファッションとか、メイクも大好きなので、ありのままの自分をインスラグラムで表現できたらいいかなと思いました」
以前ならかわいいモノが好き、メイクが大好きなどの発言はなかったのかと思いますが、自分の好きなものも隠さず発信していく、という姿勢がコメントに現れていますよね。
「ジェンダーを超えた、自分らしさを・・・」
2019年11月25日発売の「GQJAPAN」ではグラビアにも挑戦。
その際に、自身の心境も語っています。
ジェンダーを超えた、自分らしさを特集してもらいたい夢があった。
ご自身の口から、ジェンダーレス宣言ともとれる発言をした氷川きよしさん。
デビューから20年も、おばさま方のアイドルとして好青年路線でやってきていた氷川さんですが、ようやく自分自身を開放し、まさに”本来の自分に戻った”のかもしれません。
一人称は「あたし」
そんな氷川さん、ジェンダーレス化が分かるシーンがテレビ番組でもちょくちょく見られるようになってきました。
2019年8月23日に出演した『スッキリ』では、思わず自分のことを「あたし」と言ってしまう場面が。
「男らしく生きろと言われ、自殺も考えた」

小さい頃は、ナヨっとして女の子っぽかったから、よく「オンナ!」とか「オカマ!」ってイジメられて苦労したこともあった。
そういう風に言われてきたから、自分をさらけ出したらダメだと。お芝居をやっても男の子らしくしようとか、「みんな一緒にさせる」という世間のルールに沿って生きてきた。どうしても、人と違っていると貶められ、イジメられるのが日本じゃないですか。
だからデビューさせていただいてからも、演歌の世界で、男の世界で生きていこうとやってきたけれど、なにか違うと思っていて……。
私には私の生き方があるし、みんなはみんなの生き方がある、それでいいんじゃないかって。
これまで築いてきた”氷川きよし像”を変貌させたワケについて「デビューして20年経ったことが大きい」と話しています。
「みんなが求める『氷川きよし』に徹してきたけど、40歳を過ぎて、人としてもっと表現の幅を広げたいという気持ち。そもそも演歌というのは様式美、つまり、こうあるべきという型がある。日本独特の素晴らしい音楽だけれど、その中に収まらない『自分の性分』というものもあって――」
「でも、世間が求める『氷川きよし』の姿とは違う。あくまで『演歌の王道』を歩んで欲しい、男らしく生きて欲しいって言われると、自殺したくなっちゃうから、つらくて……」
今の自分らしいと思える姿をさらけ出せるまで、他人には想像もできないような苦労があったのですね。

2020年紅白歌合戦当日の氷川きよしさん
表現方法を巡っては、所属事務所との間で軋轢が生じたと報じられたことあったようですが、現在では社長も「今の氷川きよしさんらしさ」を認めてくれているようです。
事務所の社長も、“きーちゃんらしく生きていった方がいいね”って言ってくれた。
社長は海外で暮らしていたこともあって寛容な人。
それはすごく有難いことで、みんなが支えてくれて、本当の自分のことを理解してくれた。ファンの皆さんにも感謝、只々感謝の2文字です。
だから20年経ってようやく歌が楽しいと思えるようになった。
今みたいに自分に素直に生きるようになってからはすごく幸せ。
(中略)
もちろん、今後もみんなが求める「氷川きよし」もやっていきたいけれど、ひとつの色だけではまとめられない。
さまざまな色を出しながら、表現していきたいなって思うんです。
▼また、2019年8月、ヤクルトスワローズの始球式に登場した氷川さん。
「ジェンダーレスな感じがありながら、美形だから神秘的な感じがする」
「隠すのやめたのかな。それはいい事だと思う。」
「自分らしく輝くことが一番大切」
ここで始めて氷川きよしさんの変化に気づいた一般の方が多かったようで、一時「氷川きよし」がトレンド入りするほどの大きな反響を呼びました。
氷川きよし「限界突破しまくってますね」
氷川きよしさん
いいインタビューでした😎タイミング良く
エックスモバイルの
限界突破WiFiの
CM流れてました🥳#氷川きよし#限界突破サバイバー #レコード大賞#レコ大#限界突破#Xmobile #エックスモバイル#限界突破WiFi pic.twitter.com/FmNh8m2Pnx— エックスモバイル大分店 (@Xmobile_Oita) December 30, 2019
氷川さんは、
「自分らしく、自分らしく輝くことが一番大切ですね!人にどう思われるかではなく、自分がどう生きたかがこの人生いちばん大事なことなんで、それを伝えるためにこれからしっかりと歌ってい行きたいなと思ってますけど」
と今年色々と言われてきたであろう自身の変化に言及するような発言が。
また、司会の土屋太鳳ちゃんに「かわいいねー、ほんとかわいいよねー、あら、近所のおばちゃんみたいになっちゃった!」と匂わせるような言葉もぽろっと。
「きよしくんとはサヨナラして」
こちらは2019年12月30日、「第70回NHK紅白歌合戦」の全体リハーサルでの氷川きよしさん。
グッチの赤スウェット×グッチの茶色チェックのストール×スキニーデニムと、フェミニンな出で立ちです。
「キーちゃんらしく。きよし君はもうサヨナラして。キーちゃんとして輝きます!」
きよしくんとkiiちゃん・・・とも言っているので、締めくくりはkiiちゃんということでしょうか??
記者から「綺麗って言われてるじゃないですか」と話を振られると「よく言われるんですよ」「嬉しいですよ、汚いって言われるよりかはね!」とジョークも飛ばしながら、すっかりキーちゃんらしさ全開でインタビューに答えていました。
この紅白で、「キーちゃん」としての氷川きよしがさらに認知されていくことでしょうね。
氷川きよし、ジェンダーレス化までの変遷画像まとめ
ジェンダーレス化はデビュー20周年を迎え見られるようになった変化、ということですが、これまでの氷川きよしさんはどのような外見だったのでしょうか?
デビュー当時から振り返ってみたいと思います。
デビュー当時
「箱根八里の半次郎」でデビューした2000年・22才頃の氷川きよしさん。
長めの髪の毛でまゆげも整えていますが、キリッとして男らしさがあります。
演歌界の貴公子時代
そしてこちらが2007年頃、再ヒットした「きよしのソーラン節」を歌っていた29才の氷川さん。
髪型の変化こそありますが、雰囲気にはそこまで大きな変化はありません。
30代突入
2013年、35才の氷川きよしさん。20代の頃より色気が増してかなりかっこよくなっている気がします。眉毛も以前よりナチュラルに?
2018年の氷川きよしさん。
わずか1年前までは、男性らしい外見で、若い頃からそこまで変化は大きくなかったんですね!
デビュー20周年
比較して見ると、現在の姿は別人のよう。
眉毛を整えたことやウェーブのかかった髪型、ネイル、ビジュアル系っぽいメイクなど…。
そう考えると、やはり今までの氷川さんは自分を本来の自分を抑えていたのかなあと感じますよね。
氷川きよしはジェンダーレス、オネエどっち?
プライベートはとにかく女子力が高い
こちらは、2019年10月に週刊誌に載った際の氷川きよしさんプライベート画像。
大先輩、藤あや子さんとディナーへ行った時のことが書かれていました。
・かき上げた前髪
・フープピアス
・手提げ袋やかばんの持ち方
・高級ブランドショップで沢山買い物をした様子
など、オネエ?と思わず疑ってしまうような出で立ちです。
▼そしてこちらは、スッキリ出演時に披露していた手料理の写真。
カッペリーニという家で作れるの?そもそもどんな料理だっけ?というレベルの凝ったものや、ピザも生地から手作り、ピクルスも家庭菜園で採った野菜から手作りなど…女子力の高さが尋常じゃありません。
料理がプロ並みに上手いからと言ってオネエと疑うのは違うと思いますが、氷川きよしさんのオネエ化を裏付ける材料の一つとしては気になってしまいますね。
過去には男性芸能人との熱愛報道も
オネエ化が噂される最大の理由は、かつて男性俳優との熱愛報道があったこと。
これまでに噂があった芸能人は以下の通り。
・松村雄基さん
・平井堅さん
平井堅さんに関しては、2006年に台湾の新聞で交際疑惑が報じられています。
写真はないものの、2人で手をつないで歩いていたとの目撃情報がありました。
▼一方、松村雄基さんとはなんと、2010年にフライデーされていました。

俳優の松村雄基さん。1984年に、TBSドラマ『スクール・ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~』に出演しブレイク。
2人の関係については、「氷川きよし・松村雄基と自宅で過ごした暑い夜?演歌界の若様がスクールウォーズのあの年上俳優と」という記事で、写真週刊誌フライデーに掲載。
白パンツで前の男性のポケットに指をひっかけて歩くのが氷川きよしさん。
先を行くのが松村雄基さん。
ポッケに指をひっかけてなんて、まるでカップルですよね。
記事でも、友人ではなく”恋人関係”とされていました。
ちなみに、松村雄基さんと言えば”硬派な男臭い”イメージがあったそうなのですが、氷川きよしさんとの熱愛スクープ以降は、前髪を下ろして笑顔も多めなソフトなキャラを隠そうとしなくなったとのこと。
2人は“破局”したとも言われましたが、2014年4月には、人目を避けて逗子の別荘でお二人が会っていたことも一部週刊誌によって報じられています。
ただ、一般女性との破局を報告されたと氷川きよしさんの元マネージャーからのタレコミがあったこともあり、恋愛の面から見てもまさにジェンダーレスな生き方をしている方なのかもしれません。
氷川きよしのジェンダーレス化、両親やファンの反応は
2019年10月、氷川きよしさんが出演するCMの製作発表会見の中では、路線変更について母親から激励のメッセージをもらったことを報告。
「うちの母はすごく喜んでくれて。『やるんだったら、徹底してやったら』と。ネイルも一時やっていたのですが、その時も『徹底的にやったら。目の周りも真っ黒に塗ったらいいやん。あんたらしくやりなさい』」
と話していました。
ちなみに、黒いアイシャドウに関しても、「入れている方が落ち着く…入れていないとすっぴんみたいになっちゃうから」とコメントしています。
一方で父親からは「好かん!」と言われ、アイシャドウを入れてマニュキュアを塗った姿を見せると、「男は男らしくしろ!」と母親とは正反対の反応が返ってきたそうです。
福岡出身の氷川さん。
お父様世代だと特に”九州男児魂”のようなものがあるでしょうから、表立って受け入れることは中々難しいのかもしれませんね。
内心は応援しているのかもしれませんが…。
一方で氷川きよしさんのファンはと言うと、全体的にはかなり肯定的な意見が多いように見受けられました!
氷川きよしがジェンダーレスをカミングアウトとか
こういうのがいちいち記事にならない日がくるといいよね大体見てたら気付くじゃん
( ˙-˙ )
気付いたら「あ、そっか」でいいじゃん— すず (@wt_8l) December 6, 2019
氷川きよし自身の言葉で「ジェンダーレス」が出てきたことによって令和が始まる。
— ビデ3.0 (@k_room) November 22, 2019
多分氷川きよしのおかげで世のおばあさま世代のジェンダーレスに対する思想が変わるであろう…
— もこもこ@育児アカ4歳&2m (@mmooccoo269) November 1, 2019
そもそもパフォーマンスが素晴らしい氷川きよしさんですし、ジェンダーレス化しても綺麗で違和感がない!という声も多いので、意外とすんなり受け入れられているのかもしれませんね。